
我が家の子供2人は7つ年が離れているので、7つ上の息子は行ったことのある国も娘は行った事が無いという国が10ヵ国ぐらいあるのですが、スペインはそのうちの一つで、随分長い間娘にスペイン連れて行って欲しいと言われていました。
5日の日程だったので、プラド美術館でベラスケスとボスの作品を見るのをメインの目的にマドリードへ行く事にしました。
プラド美術館ってすごいコレクションなのにそれほど混んでおらず、ラメニーナスも快楽の園もしっかり見て満足。それにしても韓国人観光客が多かったです。

ティッセンーボルネミッサも凄いコレクションなのでプラドの翌日に行ったのですがここで、とても素敵な特別展示が開催されているのを入り口のチケット売り場で知りました。チケット売り場の上に宣伝で使われていた絵を目にした時点で特別展示から見たい気持ちになる絵でした。
足早にメインのコレクションを見て(今思えばなんと勿体無い!)
特別展示のパビリオンへ行ったら大変な混みようで、撮影許されていたのですが作品の前に行くまでにものすごく時間がかかり真っ直ぐ撮れませんでした。


絵は小ぶり過ぎず、雰囲気に合ってちょうど良いサイズ。
リアリズムという一言で収まらない透明な空気感。繊細で何とも女性らしい絵でした。
地味なモチーフだけれど、作風が一貫してとても素敵でした。もっと知られてても良いのにと思いました。
大好きな画家がまた1人増えて幸せです。

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