イザベル キンタニージャ

ポスターに使われていて一目惚れした作品

我が家の子供2人は7つ年が離れているので、7つ上の息子は行ったことのある国も娘は行った事が無いという国が10ヵ国ぐらいあるのですが、スペインはそのうちの一つで、随分長い間娘にスペイン連れて行って欲しいと言われていました。

5日の日程だったので、プラド美術館でベラスケスとボスの作品を見るのをメインの目的にマドリードへ行く事にしました。

プラド美術館ってすごいコレクションなのにそれほど混んでおらず、ラメニーナスも快楽の園もしっかり見て満足。それにしても韓国人観光客が多かったです。

朝早く行ったら並んだけど、出てきた時は列がありませんでした。

ティッセンーボルネミッサも凄いコレクションなのでプラドの翌日に行ったのですがここで、とても素敵な特別展示が開催されているのを入り口のチケット売り場で知りました。チケット売り場の上に宣伝で使われていた絵を目にした時点で特別展示から見たい気持ちになる絵でした。

足早にメインのコレクションを見て(今思えばなんと勿体無い!)

特別展示のパビリオンへ行ったら大変な混みようで、撮影許されていたのですが作品の前に行くまでにものすごく時間がかかり真っ直ぐ撮れませんでした。

絵は小ぶり過ぎず、雰囲気に合ってちょうど良いサイズ。

リアリズムという一言で収まらない透明な空気感。繊細で何とも女性らしい絵でした。

地味なモチーフだけれど、作風が一貫してとても素敵でした。もっと知られてても良いのにと思いました。

大好きな画家がまた1人増えて幸せです。

“イザベル キンタニージャ”. への2件のフィードバック

  1. すごくひかれる作品ですね。上手く言えませんがアンドリューワイエスのタッチを思い出す作品でした。画材は油ではなくテンペラのような雰囲気。しかし今は色々な画材があるのでいろいろでしょうね。対象物があるのに、時間と空気を描かれているような感じがしました。

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    1. 2人は年齢も近いし、確かに雰囲気が似てますね。透明感がありますよね。

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About Me

みさきです。海外生活が長く、現在はオランダに暮らす主婦です。趣味が多いのですが、一番時間をかけているのが愛馬の訓練とお世話で、乗馬が趣味です。毎日思うちょっとした事を日本の友人たちにシェアしたいと思ってブログを始めました。

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