今年の夏休みはでギリシアでセーリングをして過ごしました。

ベネトウのオセアニス41を借りてました。
このサイズだと、スキッパーが必要な我々にはにとって微妙に小さいのですが風の音だけでヨットが進むのは本当に気持ちが良いです。
日本は島国だし、もっとヨットの文化が広まるといいなと、いつも思います。
エンジンもヤマハやスズキがポピュラーなのに。
船に乗るって釣りしている友人くらいな印象で、マストを張ってセーリングっていうのはあまり聞かない気がするし、一時帰国の際、みなさん知らない方も多かったので、一般的なヨットの休日について書いてみようと思います。
ヨットはレンタルです。1週間単位で値段が設定されていて、寝泊まりはヨットでします。家族4人で借りる船は寝室は3つ乗員6人くらいの大きさ。
自分で操縦もできますが、スキッパーを雇う人も多いです。コースを決めたり、停泊の場所の確保や停泊自体が難しいケースも多く、そうなると夫婦喧嘩の原因になったりで、結構ストレスもあるので。
いいヨットからどんどん予約が埋まって行くのはホテルのお部屋のようなもので、8月の旅行の予約は3月くらいから始めました。

車では行けない綺麗なビーチを目掛けてセーリングし、そこで泳いで、ヨットでランチを料理。ランチの後少しまた泳いだら夜泊る街(港)へ移動。夕方に停泊した後はショッピング、夕食をレストランで食べて、次の日のランチの食材や飲み物を買ってヨットに戻ります。眠るのはヨットで、朝も港にあるカフェでコーヒーを飲んでから出発する人が多いのでコースが似ていたりするといつも会うので知り合いになったりして一期一会のお食事も楽しいもの。



ヨットには旗をつけるので、乗っている人がどこの国から来たのかすぐわかるので面白いです。アメリカやオーストラリアからの人も多いのですが、地理的なんといってもイタリアが多い。で、イタリアの船ってマッチョだったりするので、みんなが文句言っているのも面白かったりします。

自分の船の位置から、周りにある船の情報が見れるサイトがあって、息子はゴージャスなクルーザーを見つけると「あの船、1週間のレンタル料、50万ユーロ(7500万円)だって」などと教えてくれたりするのだけれど、そんなゴージャスな船の数の多い事。世の中には本当にたくさんの大金持ちが存在しているのだなあと思ったりしました。

とはいえ、こんな船から出てきた人の中には、どうしても不思議な年齢の幼女を連れている男性もいて、心が痛くなりました。これについてはこれ以上書けないけれど。

あっという間の1週間、家族全員、真っ黒に日焼けして、この後、アルバニアへ向かったのでした。

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